てっぺんハゲの恐怖にさらされた日の事

50代の男性です。もともと髪の毛が細いタイプなので、若い頃から【いつかは禿げるのかなあ】と心配していました。それが現実になったのは10年ほど前です。

職場の机でうつむいて書き仕事をしていた時、前に座っていた同僚の女性が席を立ちあがりました。立ち上がったまま私の頭を見下ろして【○○さん、そろそろ来てますねぇ】と言いました。最初は何のことかわからなかったのですが、頭のてっぺんの事を言ってるな、と悟りました。普段からズケズケ物を言う人だったので怒る気にはなりませんでしたが、さすがにショックでした。

鏡を見る時も自分の顔は見ますが、わざわざ頭のてっぺんを見る事なんてしません。いつの間にやらかなり薄くなっていたのでしょう。それからはやたら人の視線が気になるようになり、人と話をする時も出来るだけ頭を下げることがないように気をつけました。

あれから10年、【年相応に禿げたんだから仕方ないや】と観念していますが、最後の抵抗だけは試みています。シャンプーは育毛専用に変えました。頭皮マッサージのためのゴム製ブラシも買いました。毎晩お風呂で自分の頭皮に【がんばれよ~】と声をかけながらごしごしマッサージしています。

しかし、マッサージをすることで逆に毛が抜けていくんじゃないか、という戸惑いもあります。最近では【抜けるなら潔く、さっさと全部抜けてくれ~】と、やや開き直りつつあるのが現状です。

てっぺんハゲの恐怖にさらされた日の事

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